ボトリックス注射を行うことにより、頚(くび)から背中にかけての姿勢の異常に対し、ボツリヌス毒素製剤が効果を発揮します。日本国内でも5年ほど前に承認がおりました。期待されているボトックス治療による効果には、アテトーゼという症状があります。これは、頚(くび)から背中の緊張のために強く体を反らせてしまうことや、頚(くび)の不随意な運動を自分でコントロールできないといったことがあります。ボトックス注射を行った患者さんやご家族の話によると、「頚(くび)や肩の痛みや凝(こ)りが楽になった」「体や顔の向きを自分でコントロールできるようになった」「座る姿勢が安定し食事介助がしやすくなった」「抱きやすくなった」「寝ている姿勢が良くなり、反り返りもなくなった」といった効果があったそうです。これらはボツリヌス毒素による効果fです。ボトックスによる効果の持続時間は一般的には注射後3ヶ月~4ヵ月間です。
